スライドリーダー · 使い方
言語
「設定 → 表示言語」でシステムに合わせるか、言語を選択します。アプリを終了して再起動すると適用されます。選択を変えても実行中の処理は中断しません。症例名とファイル名は翻訳しません。
はじめに
「スライドを開く…」で対応する KFB、PNG、JPEG、TIFF、BMP、WebP を選びます。フォルダは直下のファイルのみを読み込みます。基準を選び症例を作成すると、元の位置で画像が表示されます。「位置合わせを開始」は移動・回転・拡大縮小を推定し、弾性変形は行いません。画面を離れても続行します。中止時は完了済みの結果を保持し、中断した処理は次回起動時に再開を試みます。症例の削除は中止完了を待ってください。
「ヘルプ → 合成サンプルを開く」は患者情報を含まない生成画像です。操作例であり、診断精度や臨床精度を示しません。
比較と手動調整
ブレンドは透明度を変えて重ね合わせます。カーテンは境界を動かして基準と別のスライドを比較します。スポットライトはポインタ位置の円内に基準を表示します。行をドラッグすると重なり順が変わります。数字キーを押す間は対応レイヤーを非表示、スペースを押す間は基準のみを表示します。トラックパッドで移動・拡大縮小、⌘0で表示をリセットします。
「このスライドを手動調整」を有効にし、ドラッグで移動、⌥+ドラッグで回転、⌘+ドラッグで中心を基点に拡大縮小します。矢印キーで移動、カンマとピリオドで回転、角括弧で拡大縮小、⇧で操作量を増やします。数値は自動結果からの相対値で、すべて0なら自動結果の位置になります。「調整を保存」は manual.json に記録し、自動結果は変えません。「このスライドを戻す」「すべて戻す」は計算位置へ戻します。未処理なら元の位置です。手動調整は構造相関スコアを変えません。
領域の細胞統計
サイドバーまたはファイルメニューから開き、スライドを選びます。フリーハンドはドラッグして離すと閉じます。多角形は頂点をクリックし、ダブルクリックまたは Return で閉じます。Backspace で頂点を戻し、Esc で中止します。複数の領域に名前を付けて切り替えられます。「統計を開始」で解析します。
Ki67 は染色の光学濃度から対象を検出し、平均 DAB 濃度で A(陽性・濃染)と B(陰性・淡染)に分類します。グレースケールは平均光学濃度を使用します。陰性は検出された淡染核であり、空白背景ではありません。検出閾値を下げると淡染対象が増えますが、背景も連結しやすくなります。最小・最大面積の単位は元画像の px² です。校正値があれば結果は µm² でも表示します。パラメータや計数方法を変えた後は再統計が必要で、手動分類はリセットされます。
「連結した対象を1個と数える」は4連結または8連結を使用します。解除すると接触した対象を分割して個別計数し、連結性の選択は無効になります。白線は分割位置で、面積から差し引きません。見える個体数の推定であり、不鮮明・不規則・重なった対象は過分割や分割不足になり得ます。完全に隠れた細胞は復元できません。必ず元画像で確認してください。
面積は検出対象の画素面積で、細胞全体の輪郭ではありません。面積フィルタと境界除外は分割後の各対象に適用するため、計数方法で総面積が変わることがあります。初期設定では境界対象を含め、領域内の部分だけを計測します。「境界に接する対象を除外」で除けます。腫瘍細胞かどうかは判断しません。対象領域を指定し、不要な細胞を手動で除外してください。
クリックまたは枠で選択します(中心が枠内の対象)。⌘/⇧で複数選択できます。一覧のダブルクリックで位置へ移動します。A、B、除外に分類し、直近20回まで取り消せます。「すべて除外」から任意の2群を作れます。橙がA、青がB、黄が選択中です。
結果は A/B の個数比・面積比と A/(A+B) を示します。除外対象は分母に含めず、分母0は「—」です。領域は独立し、重複部分を自動除去しません。元解像度を推奨します。低解像度では小対象の結合・見落としが起こり得ます。1領域の上限は解析画素1600万、対象5万です。超過時は領域や設定の明示的な変更が必要で、自動的には解像度を下げません。バックグラウンド解析は中止できます。
領域、パラメータ、画素形状、手動分類は cell-analysis.json にローカル保存します。旧記録は連結対象の一括計数を保持します。CSV は集計、対象明細、パラメータを選択言語で出力し、数値の小数点は交換用にピリオドを使用します。既存結果には表示された元のパラメータが適用されます。
ファイルと制限
元画像は参照のみでコピー・変更しません。移動、ディスク切断、権限失効時は同じ元ファイルを再選択します。内容が変わった場合は新しい症例を作成してください。ファイルメニューから表示・ウインドウの PNG と位置合わせの JSON を出力できます。
通常の TIFF は最初のフレームのみです。汎用 SVS/NDPI や複数ページの全スライド TIFF には対応しません。KFB はバージョンによって互換性が異なります。物理校正のない画像は実寸ではなく画素単位です。
連続切片は伸び、欠損、しわにより構造が異なります。領域ごとに確認してください。構造相関は診断精度や疾病確率ではありません。非表示の不一致スライドは再表示できます。重ね合わせだけで同一細胞と認定したり医療判断を行ったりしないでください。本アプリは教育・研究用の比較ツールで、自動診断、病変検出、治療助言を行いません。臨床判断には適切な検証と有資格専門家が必要です。
処理は本機内で完結し、アカウントや通信機能はありません。詳しくは「ヘルプ → プライバシーポリシー」を参照してください。